2002年6月17日
NO.9 『最近感心していること』
社会保険労務士 三宅裕樹
なにやら訳の分からない表題で申し訳ありません。以前からコラムに書こうと思っていた事を纏めて書かせて頂きます。
(1)駅のエスカレーターで右側(大阪では左側だそうですが)を空けておくルールが浸透した事。
この件は、今では安全上の問題で必ずしも良い事では無いそうですが、私は非常に好ましく思っています。出張などで東京に出かけると、当然ながら地下鉄での移動が多くなります。その折に、殆どの駅で右側を空ける事が徹底しているので、急いでいる時は非常に有難く思えます。
(2)銀行のCDや公衆トイレ等で一列並び(フォーク並びとも言うそうです)が浸透した事。
これは、なかなか言葉では説明し辛いのですが、何台かある銀行のCDに対して1列だけ列を作って並び、空いた機械に順序良く進めていく方法です。以前は、機械1台毎に列を作っていたので、自分の前の人が遅い場合など、非常にイライラしたものですが、この並びではそのような事はありません。公衆トイレ等も同じですね。
(3)様々な場所で、分煙(喫煙・禁煙)が明確になってきた事。
これも、私は大の煙草嫌いですから有難く思っています。勿論、世の愛煙家の皆さんは大変肩身の狭い思いをしておられるでしょうが・・。以前から、レストラン等で喫煙者の傍若無人な振る舞いに腹を立てておりましたから、早い時期に全ての場所が分煙される事を希望しています。
(4)高速道路などで、前方に障害があり減速しなければならない場合に、ハザードを点滅させて後方に危険を知らせる事及び、市内での割り込みに対してハザードを点滅して感謝の意を表す事が浸透した事。
これも、車に乗らない方には分からない点ですが、車に装着されているハザードランプ(ウインカーが左右同時に点滅する)を危険を喚起したり、感謝を表す方法として使用する事です。以前は、ハザードランプ自体非常に操作しにくい場所にあったものですが、最近では使用頻度の高まりに準じて、わかりやすい場所に装着されてきました。
これらの事は、つい10年程前までは「こういったルールが日本にも浸透するといいですね。」位に紹介されたものばかりです。特に学校などで指導したとは思えませんが、最近の若者は多くの場面でそのルールを守っています。しかし、いけないのは*そんなルールを全然知らない年寄り*です。大昔から、躾の出来ていない若者に対して「近頃の若いモンは!」と小言を言われるのが常だったのですが、最近では「近頃の年寄りは!」と若者に小言を言われる様になったのかも知れません。
これらのルールは、公共の場所を気持ちよく使うために海外では一般的になってきたものばかりです。国民の意識レベルを表す言葉に「民度」というものがあります。「民度」が高ければ、皆が公共のルールを守って非常に暮らしやすい国になります。やっと日本も「民度」が高まってきたのかも知れません。
