2001年12月21日
NO.2 『副業で大儲け!』
社会保険労務士 三宅裕樹
日本経済も、遂に2年連続マイナス成長といった非常に苦しい局面に立たされております。この厳しい状況下、必死で経営に携わっておられる経営者の皆さんのご苦労は、並大抵のものではありません。売上が対前年○○%減なんて状態ですから、まさに夜も眠られません。何とか、起死回生の妙案を捻り出したいと思うのが人情であります。
しかし、あまたある企業の中で本業以外の副業が大成功して、本業を上回る収益を上げている企業は極めて稀です。新聞紙上で『○○株式会社 子会社特別清算』なんて記事を見る方が、余程多いのではないでしょうか。『経営の多角化』はよく言われる言葉ですが、多角化した多くの企業は、多角化(副業)した部分の欠損を、本業の儲けで埋めているのが現実のようです。それでは、何故副業が上手くいかないのでしょうか?
理由は数多く考えられます。しかし、単純に考えても、何十年という経験がある本業ですら、この厳しい世の中では利益を上げるのは至難の業です。況や、ろくすっぽ実績やノウハウの無い、ましてや社員に任せっぱなしの副業が、本業以上の利益を上げる事など無理だと考えた方が自然ではないでしょうか。もし、副業(新分野)で成功しようとするならば
1)本業を責任ある幹部社員に任せ、経営者が陣頭指揮をとる事。
2)設備投資、必要経費は最小限に抑える。
3)上手くいかない場合の撤退は早めに
以上の点を守らないと難しいのではないでしょうか。 あのマイケルジョーダンですら、野球界では3流にもなれませんでした。
本業を磨く事はとても大切です。安易に別の分野に逃げても、結局はそこで苦労するだけです。私も、社会保険労務士に徹して精進するつもりです。